港湾の跡地をレース場しているので水深はかなりあります。
競走水面の1マーク側には太華山があり、冬の向かい風を遮ってくれます。
2マークのバック側に笠戸湾が広がり、夏になると斜め追い風が競走水面に吹くようになります。
斜め追い風はスタートのしにくい風なので、これに満潮時間が重なると2マークにうねりが入ってくるのでレースの荒れ含みになります。
潮位も最大で3.5mと大きく走る側から見た風景が変わります。
潮位が大きいとスタートの目標物の見え方が変わるのでスタートが難しくなります。
それでレースが荒れるはずですが、実際は1コースの強いレース場になっています。
海水で走りやすいというのに加え、シード番組が多いからです。
モーニングレースを実施するとようになって半分を企画レースとして実施しています。
そのせいもあって1コースの1着率がはね上がり63.7%という高い数字です。
進入固定レースでやる1Rは、1号艇にA級、他がB級のシート番組ということもあって、1コースの1着率は80%を超えています。
4Rも1号艇と2号艇にA級、他をB級のシード番組です。
本命決着が多くなります。
ただ、こうしたシード番組も準優日や優勝戦日になるとシードするレーサーがいなくなり、A級でも下のレベルのレーサーが組まれることがあります。
そんなときに1コースが負けて中穴が出ます。
徳山の競艇予想は、何号艇を勝ちやすくしているかをまずチェックしなければなりません。