レース展開から競艇予想をするとき、大きく2つのポイントがあります。
それは「攻め方」と「展開の読み方」です。
どんな流れのレースか予想してそれがピッタリはまったときの快感は、ボートレースの魅力そのものと言えるほどです。
それぞれの解説を読んで舟券予想に取り入れてみてください。
1マークの攻め方を予想
ボートレースは左回りに3周回して順位を競います。
水の抵抗は空気抵抗の800倍あり、先行したレーサーの方が有利です。
1マークを先に誰が抜け出すか、これを予想するのが舟券作戦です。
1マークの攻め方は「逃げ」「捲り」「捲り差し」「差し」「抜き」「恵まれ」の7種類です。
レーサーは自分の取れそうなコースを想定して、それから相手との力関係を読み、どういった攻め方をすれば1マークを抜け出せるか考えます。
決めつけてしまうと柔軟に対応できないので作戦をまったく立てないレーサーもいますが、ほどんどのレーサーが何パターンか考えておくものです。
1マークにおける6艇の攻め方のことを「展開」と呼んでいます。
予想することを「展開推理」と呼び、舟券作戦の最終地点かもしれません。
ここから舟券の軸を誰にするかを決めていくわけです。
競艇予想の使える展開の読み方
展開推理の基本
① コース取り
② スタートの隊形
③ 1マークの攻め方
コース取りはスタート展示で大まかなところがわかります。
枠なり進入なら何コースからダッシュに回るのかチッェクしてください。
ダッシュの一番内側は「カド」といって攻めの要になるコースです。
外枠にいるベテランが内コースの方に動いてくると、このカド位置が重要になってきます。
スタート隊形は、スタート展示とレーサーの平均スタート、シリーズの入ってからのスタートなどを調べて「横一線」になるか「中ヘコミ」になるか読みます。
そうした上で、今度は1マークの直前の隊形をイメージします。
スタートをしてから伸びるのなら、そのレーサーは1マークで攻めやすい位置にいます。
最後に6名のレーサーが1マークでどういった動きをするか考えます。
このときに重要なのが攻め方です。
全部を一度に考えるのは困難です。
まず1コースが逃げる展開があるのかを考え、1コースを破るとすれば誰なのかを次に考えて行きます。
そうした作業を繰り返すことで買うべき舟券が見えてきます。