【競艇予想の基礎】プロペラ調整・チルトアジャスター・安定板

プロペラやチルトの情報はよく見かけるけど、「何のこと?予想に関係ある?」って思われる方も多いようです。

予想にどう活かすのかは、知識を持った人に与えられる選択肢になります。

それぞれの基礎的な部分だけでも抑えておきましょう。

プロペラの調整でパワーアップ

モーターの部品を交換してもパワーアップできないというレーサーの声を聞くようになっています。

部品の精度が上がったことで部品交換をしても急激なパワーアップは期待できません。

即効性があるパワーアップはプロペラ調整です。

競技用のモーターには直径187mm、重量373gの2枚羽根のプロペラが装着されています。

1分間にMAX6000回転します。

一般船舶だと1分間に200回転ほどなので、ボートレースのプロペラは異次元の世界です。

プロペラは自動車のギヤとタイヤの役目をします。

プロペラの羽根の角度を変えることで回転を上げたり、下げたりできます。

助走距離の短い1コースは、レバーを握るとすぐに加速するような出足型のプロペラが必要です。

ダッシュ勢はスタートをしてから優位に立てるよう伸び型にします。

プロペラの修正は、修正台にプロペラを置いて木ハンマーとプラスチックのハンマーを使って好みの形に変えていきます。

このときにプロペラゲージを使いますが、気温の変化でモーターの馬力が違ってきます。

また、体重でも違いがあり、微妙な調整範囲です。

プロペラ修正の得手不得手もあり、モーターの力をうまく引き出したレーサーは「合った」という表現を使います。

当然、「合った」といったコメントがあれば競艇予想の買い材料になり、「合っていない」なら予想の不安材料といった見方をしてください。

チルトの角度変更でレーサーの勝負気配をチェック

部品交換やプロペラ調整をせずに出足型や伸び型にする方法もあります。

それはチルトアジャスターと呼ばれる部品を利用するやり方です。

略してチルトと呼んでいます。

5角形の金属板で、これを動かすとモーターの取り付け角度が変わります。

チルト角度は-0.5度から3度まであり、チルト角度を下げると出足型、上げると伸び型になります。

チルト3度にするとボートの先端部が浮いて水の抵抗が減るので伸びがつきます。

しかし、ターンの安定感がなくなります。

最近ではチルト3度を使用するレーサーが少なくなり、ほどんどがターンがしやすいようにチルト-0.5度か0度です。

チルトを上げれば一発勝負と覚えておけば良いでしょう。

ボートレース場によってチルト角度を制限しているところもあります。

安定板で操縦性をとると水の抵抗が増える

水面が荒れてくると転覆などの事故が起きてきます。

そうした事故を防ぐために安定板を装着してレースをするときがあります。

モーターのキャビテーションプレートと呼ばれる個所に金属板を装着します。

これをやるとボートの舳先が浮かなくなり、直線航走のときのボートの安定性が増します。

ただ、水に接触する個所が増えるので水の抵抗が増え、伸びを止める効果を受けます。

ダッシュ勢の出番が減り、内側から波乗りの巧いレーサーが抜け出してきます。