ボートレースは直線300mですが、初期に直線500mを構想したことがありました。
蒲郡ボートの競走水面の1マークバック側が広いのはその名残です。
1マークのバック側が広いので思い切ったスピードターンができます。
これは1コースにとって有利な条件です。
スピードを落とさずにターンができるので、先マイが可能になるからです。
スロー発進のレーサーがスピードで攻めます。
ダッシュ勢が捲るといった展開は少ないようです。
6コースのレーサーは、スタートしてから1マークまでの6コース側がやや広くなっているので、スタンド寄りにボートを持ち出して捲り差しに入ります。
うまく2、3着に絡んでヒモ穴になります。
水質は塩分が混じった汽水で、流れはありません。
風の影響も少ないレース場です。
ただ、強い風が吹くとスタンドに当たって風が舞う傾向にあり、スタートが難しくなります。
風がないときは1コースを軸にしてダッシュ勢の2、3着絡みといった舟券の的中確率が高くなります。
番組もオーソドックスで、特別なシード番組はありません。
デイレースの時間帯はB級が半数以上を占めるレースが多く、ナイターレースになるとがA級が1~3号艇に組まれるレースが増えます。
そのためナイターレースは1コースの1着率が上がります。
一般戦では進入固定レースが7Rで実施されます。
1・3・4号艇にA級を入れることが多く、①③④か①④⑤の出現頻度で高いようです。